| 須磨海釣り公園 |
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山陽電車に乗って明石、姫路方面へ向かう時、須磨を過ぎたあたりで海側を眺めていると、沖合いへ長く突き出たダイダイ色の施設と白い展望台が目に飛び込んでくる。ここが神戸市立須磨海釣り公園だ。開園は1976年(昭和51年)。 現在、全国各地に海釣り公園があるが、当公園はその本家本元。ちょうど明石海峡の入口に位置するため、潮通しが抜群に良く、一年を通じて様々な魚が釣れ、多くの釣人を楽しませてくれる。 人気は沖合い400mの第2釣り台釣場は大きく入口から展望台(管理塔)へ向かう通路の西向き一帯の第1釣り台、一番奥に四角い枠のように広がる第2釣り台、通路途中から東へ延びた第3釣り台の3つの釣り場に分かれている。 いずれの場所も多くの魚礁が入っているため、魚たちには快適な棲みかとなっていて、結果多くの魚が釣れ盛るということになる。 中でも一番の人気は沖の第2釣り台だ。沖合い400mに位置し、一辺100m、幅10mの四角い枠型の釣り台でウキ、ズボ釣り、投げ釣りいずれも年中楽しむことができる。 |
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一年通して楽しめる釣り公園 ここでの一年の釣り物をざっと追ってみよう。 まず、春はメバル、ガシラ、ハネ、アイナメ、カレイなど。ガシラ、アイナメ等はサオ下の魚礁にいるからシラサエビをエサに少し重ためのオモリで狙うと良い。 夏になるとアジ、サバ等の回遊魚が回ってきて、サビキ釣りのファミリーや少年たちで賑わう。また、ハマチも一時期よく釣れることがあり、太めのサビキ仕掛けで思わぬ大釣りをすることもある。 秋はハネ、チヌ、サンバソウ、カワハギ、タチウオなど。チヌは柱の潮裏を落し込みで狙うベテランさんもいる。傘の骨を小さくしたようなヒッカケ仕掛けで、上にア サリやクラゲの身を詰め、ちゃんとアタリを見極めて掛け上げるカワハギ釣りのベテランさんが出没するのもこの頃だ。 冬はガシラ、カワハギの他、沖向きからの投げでカレイ、アイナメ等がよく釣れる。この釣場はいずれも東西の潮の流れが速いので、ズボ釣りやウキ釣りでは流れの強弱に合わせて3〜10号以上の重ためのオモリを使う。 投げ釣りも25号以上を使わないと簡単に流されてしまうことも。特に大潮まわりの時などは潮が速すぎて釣りにならない時があるので潮汐時刻を事前に知っておいた方が良い。潮の流れが変わるおおよその時間は管理棟の入口のところにいつも掲示されているので、参考にするといい。 独特のウキ流し釣り さて、ここの釣り方で有名なのはウキ流しで釣るハネ、スズキだ。シラサエビをエサに、1mもあるような細長い棒ウキ(須磨ウキという名で園内売店で売られている)を潮に乗せ、何十mも流していく。 東西に速い潮が流れるこの釣場の特徴をうまく捉えた独特の釣法だ。 ポイントは第2釣台で、潮の流れによって東向き西向きと的確に釣座を変える。 何十メートルと流れていったウキのトップが突然スポリと消え、強い引きが手元に伝わる中、懸命にリールを巻くスリルは最高だ。 この釣りに夢中になり、他の釣場には目もくれずに通い詰める常連さんも多いようだ。 展望台からの眺望は最高 釣りに疲れたら展望台(管理棟)を上ってみよう。ここには食堂や売店、トイレなどがあり、ゆったりと疲れた体を休めることができる。 遠くに淡路島や、工事の進む巨大な明石海峡大橋を眺めることができる。 釣り堀の海洋放牧場 潮かウデか、もしもあなたの釣果が芳しくなかった時には一番手前にある海洋放牧場(有料釣り堀)へ寄ってみよう。 ここにはマダイやヒラメの大物が放流されていて簡単に大物を釣ることができる。また貸し竿もあり、活魚の直売もされているので、ここへ寄ればクーラー空っぽで帰ることはない。 ただし、もちろん別料金がかかるのでサイフと相談のこと。 このように須磨海釣り公園はビギナーからベテランまで、様々な釣りを楽しめる。 春や秋の釣りシーズンの休日には早朝から入口前に長い列ができるほどだ。 山陽電車の須磨浦公園駅からだと、まっすく海側へ降りていき、国道2号線とJRの下をくぐる地下道を抜けるとすぐに公園の入口へ着く。電車での釣行にピッタリの釣場だと言えるだろう。 |