月刊つりのとも


不順 不釣 不良 99/3月号



 年末からの北西の強風で、31日は赤灯で水垢離、浮世の水は冷たいなあーと思っていると、そこへ調子の狂うことが起こりました。
 昨年まで一月一日だけが、正式の休業日だった山田渡船さんが、元日営業するといいだしました。
「そんなんずっこい!」
 一日は、色々と行事があって、出てこれん。これでもかなり苦労してるのに!
という訳で、いつものように正月二日に出かけたのですが、気分は二番煎じ。今年初めて、まっさらの波止に立った気がしませんでした。

 初釣りの たった一日 大違い

 どういう感覚なんでしょうねー。31日納竿、二日初釣り、もしくは31日納竿、1日初釣り。あんまり変らんように皆様は思われるでしようね。
 山田渡船が営業している初日から乗るというように、いつのまにか自分の中で、けじめになっていたんですね。
 二日、各波止へ散らばっていく友人達にお神酒を託し「今年もよろしくお願いしてくれ」と言ったのですが、二日もすごい風! 沖の北で今年初の水垢離。こら一寸調子悪いな!と思いながらも全員坊主でしたので一安心。こんな中で、誰か釣ったら怒りまっせー!

 水垢離で 去年のデーター 水の泡

 三日は風が急速に止んで、釣り日和。沖の北内向で60cm頭に6匹。やっと初釣りを果たしました。今年は際にハネがいなくて、かなり前のかけ上りの底に沈んでいるよ
うです。
 四日もその気で行きますと穏やかですので、今年初めて沖南のスリットヘ。天候は良かったのですが何もおりません。強風で思い切りかきまわした後なので、仕方なしという所。
 今回は何となく調子がでません。天候もあるのですが、気分の盛り上がりを欠いとります。
 そんな9日は、又々すごい風!一杯飲みにいくよと走ったのですが誰も来ず、本当に一杯飲んだだけで帰りました。
 あくる10日は、もうすでに5人程が顔を真っ赤にして飲んでいます。今日も船は出まへんぜ、ゆっくり飲みまひょというお誘い!

 波止釣りは 一杯飲むのも 釣りの内。

 そんな中でK君からS氏への御指名が入りました。直ちに5時から伝言ダイヤル。お待ちしておりますというと、師匠ほおっとり刀でやってきました。
 座が盛り上り、一杯が二杯という最中に風裏になる貝塚を見てきますとH君と若手が走りました。
「もう今日は止めようや!」と言いながらも、皆んな竿を出したくてたまりません。
 夜が明けて7時半頃にH君からTEL「風は大丈夫、ウキが真っすぐに立っています。スペースもありますからどうぞ!」とお誘い。
 皆んな二つ返事で出かけました。しかし、この頃には山田渡船も動いたのですが、風に負けてしまいましたとさ!?
 そこは貝塚の埋めたて地の水道で、貝塚大橋から二色大橋にかけての遊歩道で整備されていて、それはきれいな所。風もなく非常にいい所です。

 風裏で 居心地いいけど 魚いずこ

 二時間程口汚しに頑張ったのですが、フグだけで皆んな気分よく帰ってきました。
 そして、この15,16,17日の三連休をものすごく楽しみにしていたのですが、15日の沖南のスリットヘの釣行時から咳が出だして止りません。
「こんこん、こんこん、げほげほ、こんこん」
胸は痛いしあちらこちらの節々が痛んできました。とうとう16日は欠勤して病院で点滴を受けましたが、先生曰く「オーバーワークです。二、三日休養をとって下さい」と。
「ねえー先生、明日出勤ですねん何とかなりませんか?」
「いや休んだ方がいいでしょう」と、きっぱり言われてしまいました。

 先を見て ドクターストップ 了解し

 母ちゃんの 心配そうな 顔つらし それでも行くと 俺よういわん!

 とうとう二日も寝込んでこの原稿を書いとります。くやしいー!
皆様も風邪ぐらいと思わずに、早めのお手当を!
(東大阪市在住)