|
ハネ研 ナメ研 ボーズ研 99/7月号
羽根田心酔
4月25日、3ヶ月ぶりの沖波止は天国でした。丸坊主か入れ喰いかの賭けは入れ喰いになり、全員久し振りに楽しいな、楽しいなの合唱で終りました。 しかし、そこはそれ、プロ(漁師さん)はすごいのです。喫茶店でうれしくて、うかれてものを言う馬鹿者、いや、若者達の大きく、大きくなった話に聞き耳をたてて、その晩からは「たたき漁」の猛襲です。 喜び、ころぴ、飛んでいった29日の燦々たる有様! どないなっとんじゃー?の嵐です。 "一刻の 釣りの醍醐味 入れがかり 夜のたたきでエビも形無し" でも、そんなことにめげていては、立派な波止釣師にはなれません。翌々日の1日には、もうしっかりと立ち直り、今日こそは釣っちゃる!と、意気込んでまたまた沖の北へ走りましたが、やはり不発、不発…。 それならば2日はスリットじゃ!と、カーブから、えっちらおっちら4番まで行きましたが、フグの猛襲でハネ2匹…。 3日はもっと奥じゃ!と3番へ。すると今度は全員ナメ研に早変り。40cm級のアイナメが揃いましたが、本命はセイゴしか出ません。4日は嵐の予報で、寝GWと思っていたのですが、久し振りだからつきあってという会友のお誘いに、渋々(ホンマか?)と出かけました。 ところが予報とは逆で雨は降りましたが風はなく、絶好の釣り日和となりました。おまけに人は少いし、すごくいい雰囲気の中、入れ喰いです。そらきた!またきた!沖の北の内向で、会友と二人で20匹を越すハネをゲットしてこの辺で堪忍したると、意気揚々と引き上げたのはいうまでもありません。 "強風に 怯え怯えで 竿を出し 雨で喜び 釣れて喜び" 鼻高々の5日、天気晴朗なれど波高し、舳先に乗った私は、赤灯を回った瞬間から、5回にわたり波をかぶり、頭のテッペンから足の先まで、ボットボト…。何ちゅう運転するんじゃ!と思っても後の祭。戦意はたちまち衰えて、もうどっちでも良くなりました。 おまけに入りたい所には入れず波のかぶらない場所を探すようでは、先が見えていました。やっと落ち着いた場所は、初めてで、服の乾きを気にして釣るのですから釣れる気がしません。 しかしそこはそれ、すぐに居食いのハネに出会ってしまい、ホッとしたのも束の間、からんだ糸に気づかず、竿を振った途端にポキッと音がしました。大事な、大事なインテッサの穂先を折ってしまい、完全にノックダウン! それからの2時間は地獄でした。それでも、次の9日は5月の例会、今度こそ、今度こそと沖の北へと入りました。 ところが赤潮で一生に一度あるかないかの丸坊主!。とうとう一度のアタリも見ませんでした。(岸和田へ行きだして初めてです。イヤこれ本当!)。 これほど好不調の波の激しいのにあたったのは初めてです。やはり、釣場の立ち入り禁止が続いてエサがコンスタントに入るのと、入らないのとでは大きな違いがあるのが良く解りました。それと釣りは、腕ではなくて自然次第ということも……。くそ〜!ちなみに沖波止は、日曜日、祭日の工事のお休みの時だけ渡れるそうです。 "入れ食いの 頭を冷やす沖の波 われても先は折れんとぞ思う" 心酔 (東大阪市在住)
|