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波止の養殖隊
ハネ研エレジー その9 珍 客
第7回目のハネ釣り大会を控えてなぜか天候が気になり出しました。いつもなら「雨のためにカッパがあるのや、少々濡れてもええやんか!」という気でいてられるのに、今回は7回という節目を迎えて欲が出たのでしょうか。 「お天気であればいいな!」と思うことしきりです。 回数を 重ねて欲も 動きだし 開催2週間前、土・日と雨の予報です。どっさりと提供された賞品が濡れたらどうしよう?審査する所だけでもテントを借りようか?いやいや、今までもテント無しでやってきたんやから……それでも? 心は千々に乱れ、1週間前、ついに決心して地元の会友にTELしました。「テント借りてくれ!」「6帖用と12帖用がありますが?」。副会長に相談して、翌朝「6帖用のを借りてくれ!」「判りました、手配します」 しばらくして「花見で出てしもて、ありません」 ここでもまだ諦めがつきません。弟に「町会のテントを借りてくれ!」 さらに別の会友にもテントをお願いして二股をかける始末。 でも三日前に「雨はなく絶好のお天気になるでしょう!」の予報にひと安心。 当日、私は1時起きの2時集合。続々と参加者が来られます。しかし、反応が鈍いように感じました。ファミリーが少ないのです。こら桜に負けたな! ハネ釣りも 桜に勝てぬ 家族連れ 予想では4〜5OO人来られるかと思ったのが300人止まり。その代わりこの300人はマニアがほとんど。審査提出が200人と過去最高でした。 盛況に湧くそんな中、すごい獲物を持った女性が現れました。沖一文字の北で釣ったという76cmと70cmのスズキと50cm近いチヌをストリンガーにぶら下げて帰ってこられました。 しかし、どこか変なのです。 目が白く、エラも白く、ウロコが取れています。腹の中も崩れてブヨブヨ!彼女の側で釣っていたという会友は、釣れたところを見ていないと言います。 板前をしている渡船の船頭さんは、死んで4〜5日は経っていると言いますし、検寸した会員は「臭いがする」と言います。 こちらはお祭りのつもりでやっている大会ですから事を荒だてる気もありません。しかし、どういう気持ちでこんなことをするのか私には想像もつきません。 とりあえずお話しになりました。 「この大会はみんなが楽しみにしているお祭りです。しゃちほこばって競う大会でもなく、和気あいあいと釣りを楽しもうとボランティアとして開催しています。どうしても釣ったとおっしゃるなら、私の釣った魚を見てください。朝6時過ぎに釣りましたが、目はキレイに生きています。審査にこだわられるようでしたら全員の目の前で話し合いさせてもらいましょう。賞品がいるのであれば差し上げますので、どうか辞退してください」と賞品を差し出すとうなずいて帰ってくれました。 後ろ姿を見ると、40リットルほどの大きなクーラーを下げておられました。 ■写真がモンダイの獲物。こんな魚に要注意! さあ、会友は「おもしろない、気分わるい」と騒ぎますが、「ええやないか、悪いと思って帰ってくれはったんやし!」 さあ、後の審査が待っています。 ハネの部20位、他魚の部9人、護美の部175人。 賞品抽選会最後のジャンケン大会では、電子レンジが大阪府釣連盟の佐藤会長に当たりました。本人曰く「ジャンケンなんか勝った事ないのに、こんなん初めてや!」 大にぎわいの中、打ち上げの宴会は午後5時まで続きました。思わぬ珍客が舞い込んで色々ご迷惑をおかけしましたが、これもこの大会を楽しみにしてくださる方が増えた証として喜んでおります。ご参加の皆様、賞品を提供してくださった方、大会運営を手伝ってくださった方達、本当にありがとうございました。 あ〜しんど!。 ハネ祭り 意味の分からぬ 人踊り 不景気と 不実を合わせて ハネ飛ばし ハネ祭り 開くアホウに 釣るアホウ 同じアホなら釣らにゃソンソン 俺お前 海で出会った 釣り仲間 大事にしよう えにしの糸を (東大阪市在住) |