|
波止の養殖隊
ハネ研エレジー その14 善良な釣人に乾杯!
相棒が食道の手術をして入院しております。え〜と、1月4日からですから、もうかれこれ2ヶ月経ちました。幸い経過は順調で、3月前半には退院できそうです。 そんな理由で一人寂しい釣りをしているこの頃です。 そんな中、フィッシングショーが南港のインテックスでありました。 私は例年の如く、仕掛け教室のボランティアで出かけたのですが、そこで釣人の人の良さというか、素直さといか、あるおもしろい気質を発見しました。 前々年度までは、この教室は無料でした。お陰さまで初心者教室はいつも満員です。どうしてかといいますと、教材の記念品がなかなかの値打ちもので評判が良く、「初心者教室で習う」という気恥ずかしさは打ちやられていました。 調子に乗った主催者は昨年、一人300円の受講料を取りました。すると釣人方も驚くほど敏感に対応し、受講者の数は半分になってしまいました。わざわざお金を払ってまで初心者教室というところに入るのは、釣人のプライドが許さなかったのです、きっと! もちろん私は激怒!激怒!「せっかく将来の釣人作りのためにお手伝いをしているのに、ここで商売をしてしまっては値打ちがないではないか?」とねじ込みましたが馬耳東風で聞き流されてしまいました。 まあお好きなようにと一年が経ちました。 今回もお金を取るそうです。少し工夫をして何やら教室の名前を変えたそうです。でもかなり不安があったのでしょう。受講者数を減らしていました。 例年、15人×5回×2日=150人が、12人×5回×2日=120人になっていました。 教室の名前は、初心者教室から、波止釣り教室に変わっています。けれども私は、なんぼ名前を変えても、お金を取るんだったら昨年同様、あまり受講者はいないだろうと思っていました。 ところがなんと初回から大入り満員! 回を重ねるごとに人が増え、テキストが足らずにコピー屋さんを探して回る始末です。 おもしろい現象で、気を抜けばそっぽを向かれ、心配して気を遣うとこっちを向いてくれます。駆け引きの妙ですね。 でも、波止釣り教室に名を変えて、釣人も受講しやすくなったのは間違いありません。初心者の方に混じって経験者が来られますので、教える私たちも大助かり、本当の意味の突っ込んだ釣り談義などもあちこちで始まり、時間の経つのが早いこと早いこと! でも二日間、この教室をやりますと、腰が痛くてしんどいことしんどいこと! やりがいはありますが、やっぱり、あ〜しんど! サウナへ駆け込んで、善良なる釣人同志に乾杯! 喉元を 過ぎていつもの おらが春 心酔
(東大阪市在住) |