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波止の養殖隊
ハネ研エレジー
その15


ハネ祭り

南港のフィッシングショーが終わったと思ったら、恒例の「岸和田ハネ釣りオープン大会」の準備が始まりました。不景気のどん底での釣り大会開催で、協賛の各メーカー様や、各釣具店様に多大な迷惑をおかけして、誠に申し訳なく思っています。

皆様の熱気と期待に応えるべく、あちらこちらと駆けずり回りますが、反応は鈍く、焦るのみ!

気も逸(はや)り 時に急かるる ハネ祭り 春木の桜未だおがめず

なんて、えらそうに督促の手紙を送ったりして、本当に嫌な男になってます。なんぼ「波止のお祭り」だからといって、勝手にやり出して、無理やり引っ張り込まれた協賛会社にとっては、迷惑でしかなかったでしょうね。

でも、景気が悪いからこそ、釣り業界の底力で協力いただき、「遊びの世界に夢を持ってもらいたい、また、釣人主体のお祭りになってもらいたい」と願うことしきりです。色々な思いを越えて、気持ちよく皆様の御協力をいただき、やっと準備が整ったのが4月1日でした。後は、これまたいつもの如く雨の心配だけです。

お天気ならいいな!いいな!
火、水、木、金、よしよしこのままと思ったら、土曜日後半から雨……ガックリ。
でも心配するほどの雨ではなく、やっと開催にこぎつけました。
心配とはうらはらに、当日は一番船に150人近くの人が押し寄せ、2隻の船は満杯です。なんとか例年並みに釣れそうと思ってTVクルーと赤灯へご一緒しました。

しかし、前日に10匹も釣った実績ポイントは音無しの構えです。6時、7時、周りの方たちにも何の変化もなく、とうとうしびれを切らして場所がわりです。「もう少し粘ればアタリが出るのに!」と後ろ髪引かれる思いで沖の新一文字へ移りました。

幸い、ここではそこそこの釣果を撮影することができ、9時に審査の準備のため引き上げました。しかし、返す返すも残念なのは今回もまたエビブクのポンプが止まっていたことです。釣人たちの混雑の中でブクブクを蹴られてスイッチが切れたのでしょうが、メーカーさん、スイッチ部分のカバーを考えくれませんか?こんな思いをしているのは私だけでしょうか?

さて、審査です。大した釣果はないと思っていたら、何のその、続々と魚が持ち込まれます。60cm台が続き、しまいには80cm近いスズキが登場しました。77.6cmで堂々の優勝です。お名前は寺西さん。旧一文字2〜3番のマイポイントで一発を狙った寺西さんの大勝利です。

「うらやましいな」と思っている私に釣友がやってきて「今中さんの帰った後に入れてもらったら、すぐにみんなアタリが出て釣れました、ありがとうございます」と礼を言われてしまう始末。くやしい〜!

表彰式も済み、最後のジャンケン大会で盛り上がり、やっとお開きです。雨模様にも関わらず、200名以上の参加をいただき、本当にありがとうございました。協賛いただいた各社、各氏、運営を手伝っていただいた方々にも心からお礼を申し上げます。

いつまでも みんなで遊ぼ ハネ祭り 粋に陽気に 手に手をとって 心酔

(東大阪市在住)