|
波止の養殖隊
ハネ研エレジー その17 再 会
船長や周りの人々の嘲笑や哀れみの目にさらされ、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、悶々とした日々をこの3ヶ月間過ごしてきました。え、「のっけから何の話や?」と聞いてもらえるんでっか?。 ハネがおりまへん、どこを探しても! あちらの波止で「ハネを見かけませんでしたか?」「いいえ!」「セイゴなら入れ食いでおるよ」「いえ、ハネを探しているんです」「ハネを知りませんか?」「6月くらいなら知っちゃいるが、7月以降はとんと見かけないね! ところであんた!ハネのなんなのさ?」 ここで音楽【ジャジャジャ・ジャジャジャジャーン】港の養殖隊ハネ研―! と、こんな唄も歌いたくなる状態です。 でも10月の声を聞き、秋が深まるにつれ、ちらほらとハネの情報が入るようになり、その釣り場へ駆けつけるのですがセイゴたちしかおりません。 「兄さん、姉さん、はたまた親御さんは何処へ行かれたの?」と尋ねるのですが「あたち達、何〜んも知らない」とノーコメント。 こんな状態が続くある日、嫌な事を連想してしまいました。ひょっとするとハネは全滅したのではないか?いや、どっかへ行ってしまって、もう岸和田へは帰って来ないのでは?僕達は、ハネのいない所でずっとエビを撒き続けるのか?なんて。 しかし、よく考えるとセイゴはおるのですから親はおるはずです。そんな道理も否定したくなるほど心は乱れています。今月(10月)例会で釣れなんだら、どこかへ移住しようかと真剣に考えていました。 ハネ探し 故里すてて どこへ行く? 腹をくくった10月13日の例会日、出会う釣友に尋ね回ります。「どっかでハネを見かけませんでした?」「あっ見たぜ!昨日沖の北の内向きで50cm台が釣れてるの見かけた!」ありがとう、ありがとう! さあー、みんなに内緒で一人、沖の北へと出かけます。アジ釣りの人達に左右を挟まれていますが、気にしません。際はアジ釣りの人に任せ、沖目狙いにしぼります。 竿2本先を4.5ヒロで始めます。潮は流れず、沖から手前へ差し込んできます。やり始めてから30分位たった頃、手前竿1本位まで流されてきたウキが、バシンという感じで入りました。 ゆっくり合わせます。よし、ホンマもんや!合わせたとたんの引き方の嬉しかった事!約50cmハネでした。次も40オーバー、よしよし、ええぞええぞ。後は30cm台に戻ってしまいましたが、つごう6匹。意気揚揚と帰って来ますと、上には上がいるもので橋本君もフェンス内向きの沖目狙いで60cm近いのを釣っていました。 例会で釣って帰ったのはこの2人だけで、1位2位と分け合いましたが、これでハネ研ダービーはますます面白くなってきました。 ハネ研ダービー残すはあと1回だけです。 1位 右手氏 49点 2位 橋本氏 42点 3位 信濃氏 41点 4位 今中氏 40点 さて、栄冠は誰の手に! 心酔
(東大阪市在住)
|