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●葛西 剛
みなさんは、ダンゴをどう利用していますか。ダンゴの利用方法一つで、チヌの釣果が大きく違ってくることもあります。 ダンゴは、ベタベタで使用する時、パサパサで使用する時、また、握らずに海面に撒く時などがあります。 ベタベタダンゴは生きたエサ、シラサ・ボケなど使う時に、元気なまま海底に届けてくれるのと、エサがダンゴから抜けない時に抜きやすい。ベタベタなので海底にポイントを集中して作りやすいなどいろいろな利点があります。 なら、パサパサダンゴはどうなのか?と言うと、パサパサはダンゴが割れやすく濁りを出したい時に使用します。 「濁りを出すならベタベタやろう」と思う人が多いのですが、ベタベタは海に入れる前から水分を含んでいるので、さほど広い範囲に濁りを出すことは出来ません。パサパサは落ちて行く時にパラパラと崩れて水分を含みながら落ちて行くので広範囲にダンゴの濁りを広めることができます。 また、パサパサダンゴを握らずに撒く方法で、これは、水深の浅い流れの緩い所でのみ使用するといいでしょう。 これはパサパサダンゴよりも広範囲にポイントを作りたい時に使うやり方です。比重の重い物からパラパラとゆっくり落ちて濁りは濃くはありませんが、パサパサダンゴとこのダンゴの上撒き方法をおぼえれば濁りをうまく出すことができます。これは、くれぐれも水深のある所や、潮の早い所、二枚潮の所などでは使用しないようにしないとポイントがバラケてしまいます。 なぜダンゴを使わなあかんのや、と思われる人がいるかもわかりません。私なりのダンゴを使用するにあたっての利点を少し上げてみたいと思います。 1.魚を集せる集魚効果 2.サシエをエサ取りから守る 3.濁りを出す 4.サシエを本命の層まで届ける と、大きく分けてみましたが、集魚効果、これは、魚の大好きな匂いなどでも集めれるようにニンニクの匂いのする物などでもあります。また、ダンゴにムギを加えると、このムギが落ちて行く時に目を引き、ルアー効果をもたらしている意味もあります。 次のエサ取りから守る、これは、エサ取りなど多い時にダンゴの割れ時間を少し遅らせることによってサシエを守る効果があります。次の濁り、濁りはチヌ釣りにとってもっとも大切です。エサ取りを分散させるのと、チヌの警戒心を解きほぐす力をもっています。 最後のサシエをチヌの層まで届ける、はフカセ釣りをしている時など特に必要となってきます。また、水深のある釣場でもエサを一定の場所に落とす為には必要です。 この他にもダンゴにはいろいろな使い道があり、ダンゴを好む魚、ボラ・コノシロが多い時には釣座とは別に前方などへダンゴを打ち、その後、竿下へダンゴを入れるダンゴの別打ち釣方や、カキダナからチヌを引っ張り出すカベ釣法など、ダンゴ使いを覚えれば釣方もまた増えてきます。 最後に、簡単なダンゴの作り方ですが、これは市販のダンゴをベースに使用するといつも同じダンゴが作れます。 また、ボラが多い時は、少し粘りの多いダンゴ「チヌパワー」「アケミダンゴ」など粘りの多い物を入れるとボラにつついてもらい濁りが出るのでいいでしょう。 逆に、エサ取りなど少ない時は、早くダンゴを割るように、砂を入れてみたり、マルキューの「トーナメント大チヌ」「フカセダンゴ」など使用しています。 また、深場の時は比重のあるダンゴをベースにすると沈みが早くいいでしょう。「トーナメント大チヌ」「深場ダンゴ」「チヌパワームギ」など入れると早く沈み底に着くと割れるいい仕上がりになります。 冬場、朝からなにもおらず活性の低い時は、まずボラを集める為にオキアミやアミエビを入れることもあります。 マルキュー「アミドリップ」や「チヌにこれだ」などもあり、魚にとって人間で言うステーキなみのダンゴになるでしょう。これはコテコテダンゴですが、本当にあっさりと仕上げたい人は、ヌカ・砂・サナギ・ムギ・だけでもダンゴはいいでしょう。 しかし集魚効果が少なくなるのでサシエサ・アケミならアケミを食わせエサ以外にもダンゴの中に入れてやるといいでしょう。 ダンゴ一つを取っても千差万別、イカダ釣りは、お金は少々かかりますが、一日自然の中に溶け込み魚との駆け引き、こんな楽しい釣りはありません。みなさん、一度海へ出向いてみて下さい。 さて、今月(9月)のお薦め釣行先は、三木浦です。船頭さんの話では60cmオーバーもゴロゴロいるとか。水深は中央で40m、イカダの付いている所が15〜20mほど。イカダ4台、カセ3バイで営業しています。潮の流れが少々とまどうかみ分かりませんが、大チヌを狙いたい人、是非お薦めします。 三木浦漁港 丸水海産(三鬼博樹)/TEL.(05972)8−2955 国道42号線を尾鷲方面へ。九鬼看板を左折し国道311号線を25分で三木浦漁港へ、氷販売所前より出船。 私と一緒に釣行しませんか?
一度やってみたい、竿はないけどイカダ釣りをしたいと言う方でも大歓迎!
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