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村田 満「竿運快釣」-31- |
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今年は友釣りによって国が救われるかもしれません |
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村田 満 |
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平成11年になって、世の中が明るくなりました。アユの病気について対策委員会が水産庁にできたのです。 友釣りが発展する、と確信できます。天然ソ上とかビワ湖産の放流とか色々言われますが、もう、平成の今はアユがニワトリ並みに本格的に飼われているのです。タマゴではありませんが、人工アユがドンドン生産されています。 10月下旬に日高川の下流に3万尾の成魚が放流されました。なんのための放流なのか?それは、来年の天然ソ上アユを作るための放流なのです。 日高川では、オトリとして一尾アユを買いますと、600円をとられます。3万尾では1800万円します。それを日高川下流、六郷ノ瀬に人工河川を掘って放流したのです。ビワ湖では10年ほど前からやっております。 人工アユの親を放流すれば、次の年にその子供アユがドンドン登るというわけです。 理屈はとにかく、組合にそれだけの体力がついている証拠です。アユの友釣りを釣れるようにすると組合が儲かる。設備に金をかけても元がとれる。 というわけで、平成の世になって、大々的に人工養殖場をこしらえているのです。おかげさまで、本来ならまったく釣れないハズの昨年のような不作の年でもなんとか釣れているのです。 アユの供給が増えれば、アユはより多く釣れるのです。揖保川にしろ日高川にしろ10億円からの投資で施設を稼動させているのです。 近くだけでなく、遠く新潟の三面川にも養殖場があるのです。富山の神通川も平成12年にはアユの出荷が可能になるように養殖場を建設します。 アユの釣れる川にはアユを生産する施設がある。それも、年々大きくなっていく。ゼニの額からして、億単位のゼニに負けない人材がいる組合は、順調にのびていくでしょう。 ただ、ゼニにまけて腐敗すればビワ湖のアユのように、ダメ印が押されます。ゼニに走るか。経営に力を入れるか。色々あるでしょう。 いずれにしても、アユが釣れればヒトが来て、組合は売り上げがのびていくのです。平成の今は、アユを釣りたい、もっと大型に引かれてみたい釣人ばかりです。今の状態に満足なんてしていません。ぼくも少々の犠牲を払ってでもたくさんカズを釣りたいのです。 36万円の青い鳥や赤い鳥でやる友釣りに「5万円」の入川料を払ってでも惜しくはありません。気持ちよくアユを釣りたい。 平成不況といわれて、もう10年も過ぎました。ここらで、入れ掛り、出し掛りの黄金の日々を過ごしてみたいのです。アユの友釣りは、娯楽の中では王様なのです。 国民がドカンとよい竿を買って川へ行ってニコニコすれば…、その金で不況はぶっ飛ぶのです。平成11年は友釣りによって国が救われるかもしれません。 よい竿を使って、楽しく友釣りをしよう。よいイトもできております。よいハリもあります。今年は新製品のラッシュです。詳しくは次号で。 |
