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村田 満「竿運快釣」-11- |
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まずは瀬釣りで解禁を迎えよう |
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今年のアユは、このまま天候が安定しておりますと、昨年の延長になります。 瀬が主な釣場になります。 放流ものが先に掛かります。 掛かる型は、中小になります。 実の話、昨年の9月、10月、日高川、十津川の下流で、びっくりの友釣りができました。 19回で1218尾(9月)一回平均91尾。 14回で861尾(10月)一回平均61尾。 オールシーズン全体の平均は50尾でした。 9月、10月の良かった原因は、ズバリいって「ハリ」です。 瀬釣りにピッタリのハリが試作されたのです。 瀬が主な釣場になった平成8年(昨年)は、残念ながら、瀬用のハリがなかったのです。 がまかつのあ〜だ、かついちのV5、オーナーのイニシア、三大メーカーの主力バリはトロ用です。 大進歩といわれる背面ギザ釣りのハリです。 バックギザの特徴は イカリが型くずれしない。 底掛かりがしない細軸です。 ハリ先も鋭かったのです。 ただし、良いものも、みんなで使えば悪くなる。 6月7月で瀬のアユもたちまちハリ慣れをおこしたのです。先長型では釣れない。 そんな時にアユがおぼえのない未体験の緑色や黒色の先短型が作られました。ぼくは、はりきりました。昨年の9月から7号と7.5号を20種類以上、三本、四本のイカリに組んで試してみました。早掛け型です。 当然、掛かりは早くてもバレが多発します。 やはり、平成のアユは、V5に代表されるゆっくり狐型なのでしょうか。 ものごとはそう簡単に改まるものではありません。 平成の友釣りは人工アユが主な対象になり、追いの鈍いアユを、オトリをゆっくり止めて待つ、待ち止め釣りになりました。 琵琶湖の放流アユと違って、釣場は瀬肩より瀬落ちが本命に変わりました。 人工アユは、皮が堅い。 刺さらない。 この点、(株)カツイチの研究陣が、昨年9月に日高川にきました。解決方法は先短のハリ型、それも極端に短いハリ先という結論になったのです。 本当に大丈夫なのか?ハリを見ただけでは、異常と思える型が作られたのです。 マジック・ハリス06号にくくって、使ってみました。 そして、9月の平均、一日91尾という釣果になったのです。 最高は、日高川堰堤(船津)かみのヨコゼで、2時間30分で44尾にもなったのです。 仮に名前をサル型としておきます。 サル7.5号四本イカリ、ハリス06号(マジック)、ハリスの長さ7.5cm、瀬落ちの走りから波消えまで水深股下から胸まで、オトリの沈めやすい平瀬(瀬落ち)でオトリを出すだけで入れ掛かりです。 もちろん、川底に並ぶ石の色は茶色で光っておりました。 V3超早がけ型、サル、このハリが一般化するとは思えません。 サルはアユの背中に登るハリです。 下手に使うと、小石ばかり拾います。 三本イカリにしますと特にひどいのです。ハリ先もいたみます。一日10時間釣るとして、交換は20分間に一度、1時間3本で、一日平均30本となります。 四本イカリのハリ巻きが毎日の仕事になるのです。 何より、マジックハリス06号にサル7.5号の四本イカリでなければ威力を発揮できないのです。ハリとハリスの組み合わせを間違うと駄目です。 ぼくは思います。 これを使いこなせば、瀬のその日の追いアユは全部、活かし缶に移せます。 だが、しかし、このセットバリを使われない人にとって瀬は釣場としての価値がなくなるのではないのか。 平成の世は、なにごとも極端にかたよります。 瀬落ちの友釣り、アユは時計と反対回り(左旋回)に泳ぐのが得意で、釣り手は右岸立ちが有利とわかってきました。 サルのハリは、キズが2点で、バレも少ないのです。 ハリ傷が2点、というのが縫い込み掛かりになっている証拠です。 魚体の左体側に、赤い点が二つつく。 サンテレビの金曜日、午後10時から、カツイチ、東レ、マルキユー提供の「フィッシングライフ」でやっております。 キズはテン。 大CM、これは資料が大公表されたのです。「アユ釣り97」P109に掲載されました。 瀬の釣りをする、しないは勝手です。 しかし、赤2点の超早がけ7.5号は、おやおや、オトリが元気とわかります。 ハリキズによっては腹を返して缶の中は白いアユだらけになる。缶のアユが真っ黒になります。(大阪市在住/チロリン会) |