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●編集部 永田 淳 水深3mラインの夏 琵琶湖南湖湖西・木ノ浜沖の浚渫エリア ■協力:NBC北兵庫チャプター会長・酒井信由喜 98.2.AUG 梅雨が明けたばかりの8月2日、酒井信由喜さんが琵琶湖に釣行すると言うので酒井さん所有のバスボートに同船させてもらった。 当日は出発直前の6時頃に局地的な豪雨に見舞われたが、以降は急速に天気が快復していき、日中はうだるような暑さとなった。 前日の土曜から釣りをしていたという酒井さんの話では、サイズこそあまり期待できないが数はよく上がる、とのことだった。しかし46cmは出ていたそうなので充分楽しめそうな気配。酒井さんのタックルはロッド、ブルーダー60UL、TD−Sの2500番リール、ラインはサンラインBMS6ポンド。リグ(仕掛)はスプリットショットリグでズームのカーリーテール4インチ(カラーはウォーターメロン)にがまかつ、ワーム34の♯1/0フック、リーダー(ハリス)の長さを30cmほどとり、5番のスプリットショット(ガン玉)をセット。 午前6時半過ぎ、ボートの準備を済ませ木ノ浜沖にある浚渫跡を目指す。湖西の山ノ下湾内にあるアークロイヤルボートクラブから酒井さんの愛艇、アベンジャー15フィート(90馬力エンジン搭載)では、数分とかからずポイントに到着する。 酒井さんは4号水路沖にある、1・5〜3mに落ち込む浚渫跡のディープ(深い)側にボートをステイ(止める)させブレイク(かけ上がり)に向かってキャストを始めた。 「春から夏は、こういった浚渫の深い方から浅い方にキャストして壁に沿って落とす感じが効果的で秋は逆に浅い方から深い方にキャストして壁をコンコン叩きながら釣った方がいい」と言う。 アクションは基本的にズル引き。ウィード(水草)の面をなめるように引っ張っていく。ウィードに引っかかり「プンッ」と抜けた瞬間にバイト(アタリ)が集中するのでこれを逃さずにとれるかどうかで釣果が変わってくる。 またこの時期に非常にうるさいのがブルーギル。4インチ以下のワームをウィードエリアにキャストするとまず間違いなく2〜3回のブルーギルのアタリがある。これをいちいちフッキングしていたのではワームはずれるしポイントからは外れるしとデメリットが多い。ブルーギルのアタリはすべて無視するのがいいのだが、バスとの違いの見極めをしっかりしないと、バスが食った場合フッキングが遅れて飲み込まれてしまう。飲み込まれるとバスへのダメージも大きく、歯に擦れてラインブレイクということもある。 このバイトの見極めだが、ブルーギルだと「ブルブルッ」「コツコツッ」と元気のいいことが多い。対してバスの場合は「ノソッ」とした感じで、ブルーギルのバイトに慣れてしまうと見逃しがちになるので集中力が勝負だ。 当日は30cmほどの小型がまずまず楽しませてくれたが、酒井さんがウィードエリアで42cmをヒットさせ貫禄を見せつけた。 午後からは強烈な南西風が吹き荒れ半日の釣りとなってしまったが、夕方まで粘れば更なるサイズアップを望めたかもしれない。 さて、この日は魚探を駆使して浚渫跡を探したのだがこれは魚探がなくても捜せるので一度トライしてもらいたい。具体的な方法は偏光グラスで湖面をじっくり見ると水面にまで伸びているウィードが突然なくなるところがあり、ここで底が落ち込んでいると判断できる。この落ち込んでいると思われるところでルアーを底まで落とすとおよその水深は測れる。また一面ウィードが水面にまで伸びているエリアでポツンと穴が空いていれば、その下には岩や沈船などのウィードの生えない堅いものが沈んでいると考えられる。こういったようにウィードの伸びている時期は底の変化を見つけやすい。■木ノ浜沖の浚渫跡で酒井さんが貫禄の42cm。 |
