Web版つりのとも


森と川と釣人と
関西ハエ釣り研究会誕生

佐藤哲男

 私の喫茶店の前の道路も、大規模な下水工事で、昨年の本誌5月号で紹介しました春の使者辛夷≠竄サの他の植物はなくなりました。
 毎日、きれいに舗装された道路(店の前の)にスズメのエサに雑穀をまいているのですが、近頃見慣れない鳥が番いでエサ場に現れるようになりました。家内に訊くと鶫だという。

 野山にエサが少なくなったから飛来したのでしょうが、一方白鷺の里では、農薬で死んだ魚を食べ白い屍をさらしている可哀相なシーンもテレビで放送されていました。
 こくこくと目に見えところで環境破壊が進んでいるのでしょう。
 川も然り。ハエもアユも少なくなりました。
 ましてや建設省が、川の護岸工事の工法で、川を直線的にするよう指導していたのにはビックリ。

 川が蛇行するのは地形そのものよりも、水の性質だといわれる。私達がコンクリートの護岸の上からオシッコしても、蛇のように曲がって進む。
 その証拠にいくら直線的に護岸しても、両岸とも真っ直ぐ河原が続くという場所は少ない。ほとんどの場所が左岸か右岸のどちらかに河原が形成されている(異常渇水の場合は例外)。
 やはり川は、自然の形を守るべきでしょう。

「つりのとも」ハエ釣りを楽しむ会は、数量の部で関西ハエ研が大奮闘。
 延期になっていました「つりのともハエ釣りを楽しむ会」が3月22日(休)真冬なみのもどり寒波(気温4度)の中、吉野川は大和上市周辺で行われました。
 参加選手よりも、釣の友社社員の方々、吉野川漁協の中川組合理事長はじめ組合員の皆様、寒い中本当に本当にご苦労様でした。ありがとうございました。
 選手は胴長をはき、サオを持ち、ビグ、マキエバッグを装備すると、もう寒くはありません。

 水温だけは早春なみの8度もあり、水中の方が暖かいのです。今シーズンの吉野川は昨年の大洪水や鵜の襲来で魚影が薄くポイントムラが激しかった。
 成績は大水の時、水位が上がりハエが逃げ込んだ支流の津風呂湖川や竜門川、鵜から逃れて入り込んだテトラのある桜橋周辺で数量の上位は独占されていました。

 それも、何回となく下見をした「関西ハエ研」のメンメンでした。
 ハエの数釣りでは岡山、京都、東京に一も二も出遅れている大阪でしたが、今年度の岡山県ハエ釣りチャンピオンの鳥飼さん、今年度全日本ハエ釣り王座に出場する北川さん、若手ホープ(秘密兵器)の上西さんらが発起人となって「関西ハエ釣り研究会」なるものを遅ればせながら発足しました。
 スポーツフィッシングとしてのハエ釣りに挑戦してみたいという若い人は大歓迎です。
 岡山、京都、東京に負けてはいられません。メンバーも本大会の優勝、入賞者がほとんどです。
 オートハエ外しネリエ付け器(何か良い名称はありませんか)の購入希望者にそのルートもお世話しますし、技術指導、研究会も随時行います。


<入会希望の方へ>
名称/「関西ハエ釣り研究会」
顧問/佐藤哲男、会長・北川正徳。
運営委員/小寺秀樹・鳥飼章。
総務/上西智二(広報・会計)
年会費千円。参費千円。

<申し込み先>
小寺英樹
TEL.0745・69・2725(会社)
TEL.0720・76・6749(自宅)
鳥飼 章
TEL.06・6443・9621(自宅)
希望者には会報をお送りします。