第8回'94ダイワ鮎マスターズ全国大会決勝
北海道も酷暑変わらず!!
優勝は幸野敦弥選手
取材=7月24〜26日
文・写真=編集部/武富純一
7月24〜26日、北海道蘭越町の尻別川で'94ダイワ鮎マスターズ全国大会決勝大会が開催された。参加選手は全国12会場を勝ち抜いた選手とシード、ダイワ推薦を含め計16名。4名ずつ4ブロックの予選リーグ(総当たり戦)を勝ち残り、準決勝に進出したのは老田、村田、幸野、永浜の4選手。
26日の準決勝は午前6時半からスタート、村田・幸野戦は前半で幸野選手が3匹、後半、村田選手は幸野選手が釣り残した場所を丹念に攻めたが全く反応なし。しまいには「どーなっとるねん。ここは入れ掛かりや思たのに」と対岸の取材陣に聞こえる声でブツブツ。4対0で幸野選手が決勝戦へ。
一方、老田・永浜戦では終盤まで老田選手がリードしていたが、分流の瀬肩に入った永浜選手が、残り8分で入れ掛かりの大逆転。14対10で永浜選手の勝利となった。
さて、注目の幸野・永浜の決勝戦は翌26日、豊国橋下流の本部テント前近くで行われた。開始から24分、深トロを狙った永浜選手が先制の1匹。この後すぐに2匹目も。また、幸野選手も前半終了直前に2匹と追い上げ、前半2対2のまま後半戦を迎えた。
後半戦、下流の幸野選手は深トロから最下流へと移動。後半18分で1匹を掛けた。
一方、永浜選手はチャラ瀬から深場へ移動するが、根掛かりに悩まされる。残り8分、幸野選手がチャラ瀬から1匹追加。永浜選手も残り2分で1匹を掛けたが、ここで試合終了の合図。総数6対5で幸野選手の優勝が決まった。
幸野選手は31歳。本格的な友釣り歴は10年。昨年の同大会では準決勝で涙を飲んだだけに喜びもひとしおだった。幸野選手の仕掛はロッド競技F9.5m中硬硬、天上糸はスペクトロン0.8を6m、水中糸はメタセンサー0.07号3m。ワンタッチハナカンにV背バリ。ハリは3本イカリ。
それにしても北海道は暑かった。もちろん大阪よりは幾分マシではあったが、現地の人も「こんなに暑い夏は珍しい」というほどの暑さ。酷暑の大阪を離れ、取材にしばしの涼感を期待したのにちょっと残念。帰りに飛行機から大阪を眺めると、ところどころに見える池の水位が下がり、その周囲がかなりの幅で茶色い輪になっているのがよくわかった。北海道まで暑くした今年の夏、本号が出る頃には、巷の酷暑騒ぎはもちろん治まってますよね?。
●優勝の幸野選手。●二位、永浜選手。
●準決勝、未攻略ポイントを狙う村田選手。どこにいるかわかるかな? ●鮎は地元福祉施設へ寄贈された。
●水量豊富とはいえ、ごらんの通りの減水。
●尻別川は羊蹄山とニセコ連峰の裾野から日本海に注ぐ北海道南部唯一の大河。
●問い合わせ/尻別川漁業協同組合事務局(欄越町役場内)
TEL.0136・57・5111