'95ダイワ鮎マスターズ全国大会決勝
幸野選手が2連覇。
北海道尻別川
取材=7月23〜25日
文・写真=編集部/武富純一
7月23〜25日、北海道蘭越町の尻別川で「'95ダイワ鮎マスターズ全国大会決勝大会」が開催された。参加選手は全国12会場の予選と東西ブロック大会を勝ち抜いた選手とシード・ダイワ推薦選手を含め計16名。ハイレベルな闘いの連続の中、関西の幸野敦弥選手が昨年の優勝に続いてマスターズ史上初の2連覇を成し遂げた。
24日の予選リーグは4名ずつが4ブロックに分かれての総当たり戦。各ブロックから勝率トップの計4名が準決勝に進出する。マンツーマンの3戦から準決勝に進出したのは永浜、幸野、立岩、乾の4選手。
翌25日の準決勝は幸野/永浜、立岩/乾の対戦で、幸野、乾の2選手が決勝戦に勝ち残った。
さて、注目の決勝戦はあいにくの小雨が降る中、午前10時スタート。幸野選手が上流、乾選手が下手に入る。
幸野選手はチャラ瀬を移動しながら15分足らずで3匹と快調。その直後、乾選手が1匹目を上げ、ジワジワと釣り下がっていく。前半終盤で幸野選手が立て続けに3匹。この後、根掛かりでオトリを流しながらも前半をリード。後半戦、上手に代わった乾選手が巻き返しをはかるが、一匹掛けてあとが続かない。
そのまま時間は経過し、12時ちょうど、8対5(オトリ込み)で試合は終了。この瞬間、全国から2700名もの選手が参加した'95ダイワ鮎マスターズは幸野選手の優勝が決まった。 幸野選手は昨年度の本大会も優勝しており、史上初の2連覇達成。本格的な友釣り歴は11年ほどという32歳。後半戦終了間際、見物の村田選手が「はよ釣ってや、カメラさん待っとるデ〜」と声を掛けると「アカンアカン」と大きく手を振り笑って応えていた。見た目にはプレッシャーなど全く感じさせない軽いノリだ。また、準決勝では、釣れないとなったら15分ほどの間、全く竿を出さなかったともいう。もちろん人知れない努力はあるのだろうが、この軽いノリや大胆さが強く印象に残った幸野選手の闘いぶりだった。
●尻別川は羊蹄山とニセコ連峰の裾野から日本海に注ぐ北海道南部唯一の大河だ。
●幸野選手。●乾選手。
●幸野、乾、永浜、立岩の4選手と来年度シード権獲得の村田、安江選手。
●来年度のシード権を賭けたバトルロイヤル(敗者復活戦)は村田、安江の両選手が獲得。村田選手は通算五回目のバトル制覇だ。
●検量時、西角選手の引き舟から出てきたニジマス。「コレ掛けたら写真載せてもらえると思って」と同選手。
●川から見えた、雲のかかる羊蹄山。
●問い合わせ/尻別川漁業協同組合事務局(欄越町役場内)
TEL.0136・57・5111