'98ダイワ鮎マスターズ全国決勝大会
福田選手が初優勝
福島県伊南川
取材=7月26〜28日
文・写真=編集部/武富
7月26〜28日、福島県伊南川で「'98ダイワ鮎マスターズ全国決勝大会」が開催された。これは全国12会場の予選と東西ブロック大会を勝ち抜いた8名とシード6名、ダイワ推薦2名の計16名が全国優勝の座を賭けて闘うもので、今年で12回目。
4名ずつ4ブロックに別れての予選リーグ、2日目の準決勝、決勝戦を勝ち上がり、見事に優勝を果たしたのは福田和彦選手だった。
決勝戦の相手は昨年度優勝の乾修実選手。前半は福田選手がジャンケンで負けて下流へ。一匹目をバラしたが、そのあと4匹をしっかり追加。後半も調子よく数を稼ぎ、総計10匹の釣果。
一方の乾選手は前半、トロ場で1匹バラシの後、あちこち上下に移動して各ポイントを探ったが、ゼロのままタイムアウトという、いささか予想外の展開となった。
初Vに輝いた福田選手は東日本ブロックからの勝ち上がってきた44才。
実は決勝戦の始まる何時間も前に、私は福田選手に会っている。夜明け前にホテルの灯りに飛んできたクワガタやカブト虫を獲ろうと、みんなより少しだけ早起きしてホテル周辺をウロウロしていたら、駐車場の真ん中で浴衣姿でアグラをかいて座っている人に出会ってギョッ…それが福田選手だった。「あの時、何してたんですか?」と試合後に聞いてみると、イカリバリを巻いていたのだという。そして、そのあと1人で、まだ誰もきていない夜明けの川を下見に行ったというからスゴイ。
あの時、私は、何か会話をしなければと思わず「カブトおりませんか?」と聞いたが、福田選手の頭の中はとてもそれどころじゃなかっただろう。バカな事を聞いたものだと今でも反省している。
なお、来年度のシード権を賭けての敗者復活戦(バトル)では、村田選手が11匹、谷嶋選手が9匹の好釣果でシード権を手に入れた。
●決勝戦、福田選手。
●左から、優勝の福田選手、準優勝の乾選手、3位の立岩選手、4位、大里選手。
●予選リーグ、小寺(清)選手
●準決勝、乾選手 ●決勝、福田選手
●村田満選手、バトル一位で来年度のシード権獲得のVサイン。今や、この人抜きにして鮎マスターズは語れない
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