第23回G杯争奪全日本アユ釣り選手権決勝大会
荒井孝郎選手(北関東)が初優勝。
●取材=8月1〜2日
●文・写真=編集部/武富純一
8月1〜2日、第23回G杯争奪全日本アユ釣り選手権が、富山県の神通川を舞台に行われた。
午前5時半から、各地の地区大会入賞者や昨年のシード選手ら全国から集まった精鋭41名が、6〜7名ずつ6組に分かれて1〜2回戦がスタート。続いて1〜2回戦で勝ち残った14名で準決勝を競い合った。上流からの風がかなり強く、各選手とも根ガガリなどでかなり釣り辛かったようだ。
そうした中、決勝戦に勝ち上がったのは野島玉造(がまかつ)、荒井孝郎(北関東)、原田五十二(東海)の3選手。
決勝戦は12時45分から始まった。時間は2時間だ。
最初に鮎を掛けたのは荒井選手。かなり遅れて原田選手も1匹を掛けるが、その後2回のバラシ。この時点で荒井選手は5匹。原田選手も下手へ下がりながら立て続けに4匹を確保。その後も調子よく数匹を拾っていく。原田選手のちょうど対岸を同じように下がっていく野島選手は1時半前後に2匹を掛けるが、後が続かない。
そして荒井、原田の接戦の後、荒井選手はラスト1分前に1匹を追加して計10匹。 これで荒井、原田両選手とも10匹同数の釣果になったと誰もが思っていたのだが、実は原田選手は6匹目を釣った後、不注意で引舟に入れる際に1匹を流してしまうというアクシデントがあった。
このため荒井選手も、試合終了時点では優勝は確信できなかったようだ。
荒井選手は第19回の日置川での本大会参加が最初で、今回は2度目の出場。神通川は初めて。風が強かったので根ガカリに注意し糸を張り気味にして釣ったという。 今大会にも参加していた石井守選手(がまかつ)が師匠。仕事の関係で週一回できるかどうかの友釣りをしていて数釣りは苦手。「それでも勝てたのは師匠である石井さんの力、こうした出会いの中で自分は成長できた」と語った。
荒井選手のタックルはがま競技スペシャル9m引抜き急瀬、Gハードのこーだ7.5号の4本イカリだった。
■写真/左から、準優勝の原田五十二選手(東海)、優勝の荒井孝郎選手(北関東)、3位の野島玉造選手(がまかつ)。
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