|
第20回G杯争奪全日本地区対抗がま投げキス選手権
力石選手が初優勝 徳島県小松海岸 ●取材=9月6日
●文・写真=編集部/武富 9月6日、徳島県・小松海岸で「第20回G杯争奪全日本地区対抗がま投げ(キス)選手権」が開催された。参加選手は全国9地区の地区予選を勝ち抜いた上位入賞者27人とシード5名、がまかつ推薦1名の計33名。 午前5時半から3組に別れて3回戦の予選(各90分)が行われた。ルールは釣れたキスの総匹数だ。 生憎と早朝にかなりの雨。午前10時頃には雨は止んだが、まともな向かい風がかなり強い。 小松海岸のポイントは130m以上の沖だから、選手たちはこの向かい風にフル遠投で真っ向から挑まなければならない。そのためか「バチッ」という、スイング直後の高切れの音がいつもより多く聞こえてきた。 地元テスターの竹崎潤一さんに聞くと「3日前までよく釣れていた」とか。しかし、この波風では遠浅の小松海岸は底まで引っかき回されているに違いない。 3回戦を終えての総匹数は、最低0匹から最高は8匹。各選手ともかなりの苦戦を強いられたようだ。各組上位2名の決勝戦進出者は力石一穂(関東)、瀬尾捷征(がまかつ)、福田洋人(中国)、石川雅啓(四国)、佐野俊憲(がまかつ)の6選手。 決勝戦は午前11時45分からの90分だ。 勝負は前半で2匹を釣った瀬尾選手と前半1匹の後、場所を変わって1匹を追加した力石選手の争いとなった。しかし、両選手とも2匹のまま時間が過ぎる。 やがて試合終了のホイッスルが鳴り、瀬尾、力石、両選手が仕掛を巻き取り始める。「一投の釣果で大逆転」というのがままあるのが投げ釣りゲームの面白いところ。このどちらか一方に1匹でもキスが付いていれば勝負は決まる……。記者たちとギャラリーが2選手を見守るが、どちらもキスはゼロ。 2匹対2匹、見た目にはどちらの2匹が重いのか全く解らない。 検量の結果、力石選手が9.2g、瀬尾選手が7.4g…わずか1.8g差で力石選手が優勝となった。 力石選手は昭和36年生まれの36才。投げ釣りのキャリアは20年。130m付近がポイントだったので、160mほど投げて引いてアタリを探ったという。竿は、がまかつエクサプロ33号、針はがまかつキススペシャル5号の6本ばり仕掛(モトス1.5号、エダス0.8号3〜4cm、間隔30cm)。道糸はPEの1.5号、海草テンビンの30号だった。 なお、団体戦は、がまかつ推薦チームが優勝し、九州チームが準優勝、中部チームが三位となった。 [MENU] |