第14回G杯争奪全日本ガマ磯チヌ釣り選手権



決勝戦、チヌ一匹で大逆転??

取材=5月23日
文・写真=編集部/武富純一

 5月21〜23日、香川県小豆島東岸の磯で第14回G杯争奪全日本ガマ磯チヌ釣り選手権が開催された。
 参加選手は東北、関東、東海、中部、関西、四国、中国、九州の各地区大会を勝ち抜いた選手とシード選手の47人。
 22日からの1〜3回戦、翌日の準決勝を勝ち抜き、決勝戦へ進んだのは丸橋、大知、入江の3選手。
 決勝戦は、午前8時半から小豆島の金ケ崎で行われた。無風、ベタ凪、おまけに下げ潮時という、チヌ釣りには決して好条件とはいえない。1時間ごとに釣座を変わるルールだが、1時間経過の時点で大知選手がグレ2匹だけという苦しい展開。その後も状況は好転せず、終盤に大知選手がさらにグレ2匹を追加した。

 しかし、いくらグレをたくさん釣っても他魚は他魚、誰かが一匹チヌを掛ければ、その場でグレの匹数はカウント無効となり大逆転される可能性が常にある。
 だが、目指すチヌはついに誰のハリにも掛からずタイムアウト。
 結局、他魚のグレを釣った大知選手(中国)が優勝し、二位は準決勝でチヌを上げた丸橋選手(関西)、三位は入江選手(関東)となった。

 大知選手は本大会は2度目の出場、磯釣りキャリア12年の42才。「最初にグレが釣れて少し落ち着いた。でもチヌが誰かにくれば即逆転なので最後まで気が抜けなかった。チヌを釣ってスカッと決めたかったですね」と他魚での優秀に少し歯切れが悪そう。また、兄の昭さんは92年のGFGグレ選手権準優勝者。「来年はそろって本大会に出たい」と兄弟そろっての活躍が期待されている。

●決勝戦、グレを追加する大知選手。
●大知選手の大知ウキ。中をガラス管が通っていて抜群にシカケの沈みが早いという。
●入賞の大知、丸橋、入江選手。●全選手にスカリが渡され、検寸後はすべて海へリリースされた。


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