'98第29回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ



優勝は初出場の熊崎選手
岐阜県益田川

取材=7月31日〜8月1日
文・写真=編集部/武富純一

 7月31日〜8月1日、岐阜県の益田川で「報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」が開催された。これは全国7ヶ所での予選通過者、シード、推薦の90選手が参加してアユ釣りの技を競うもので、今年で29回目。

 今年、益田川のアユはめっぽう調子が良い。予選リーグでも10匹以上釣らないと勝ち残れないというほどアユはよく釣れた。それだけに、試合の両日とも一般の釣り客が例年になく多い。
 二日目、注目の決勝戦は朝霧橋周辺で行われたが、ここもかなりの釣り客が竿を出していた。
 対戦は地元・下呂町在住の熊崎選手と徳島の立石選手。前半、熊崎選手は調子よく2匹をかけたが、この後、高切れで2匹を逃した。一方の立石選手は一度も追いがないまま。下流へ場所移動しようにも釣り客が多く、なかなか思うように釣座を決められないようだった。

 後半、立石選手の竿が曲がったが、これはハリはずれ。その後2度ほど場所移動したが、最初の一匹がなかなか掛からない。熊崎選手は、前半、釣人が並んでいて立石選手が入れなかった堰堤の下へ入って3匹取り込んだ。終了の15分前、立石選手に1匹目、そのあと続けて2匹目。熊崎選手と1匹差となったが、次の1匹がハリス切れ……。そのまま、6匹対5匹の一匹差でタイムアウトとなり、熊崎選手の勝利となった。

 熊崎選手は鮎釣り歴21年の40才。地元・益田川がホームグラウンドという。仕掛は、オーナーワンタッチ鼻カン6号、サカバリはオーナーの2号、ハリはイニシア/ブロンズ7.25号。
 また、終了後、鹿嶽競技委員長は「一般の釣人が多い時は、自分が良いと思うポイントは必ず誰かが既に攻めた所。こういう時こそ、アユを多く釣るためには、釣人がやりにくいところはどこかを考えないといけない。小さな川で小さなポイントを攻める方法を覚えて欲しい」とコメントした。

●優勝した熊崎選手。
●左から優勝の熊崎選手、準優勝の立石選手、第3位の小澤・高松選手。
●立石選手。
●よく釣れるせいか釣人は多い。
●オーナーばり、中道社長。

<釣況問い合わせ>
益田川上流漁業協同組合
TEL.0577・52・2257


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