'98ALL JAPAN グレ磯 ROYAL CUP
トップトーナメンターたちの祭典
大分県鶴御崎
取材=1月13〜15日
文・写真=編集部/武富純一
所属メーカーの枠を超えて、現代グレ釣り界のトップトーナメンターたちが一堂に集まるということで昨年話題をまいた「ALL JAPANグレ磯ROYAL CUP」。その第2回大会が今年も大分県鶴御崎の磯で開催された。
主催者である大分ケーブルテレビ(株)の招きで大分県鶴御崎に集まったグレ名手たちは30名。これだけ多くのトップトーナメンターたちに一度の取材で会えるのはなかなかに楽しい。また、今年は数社の釣りメーカーの社員も見学参加。集合時刻のホテルのロビーでは、あちこちで談笑の輪ができていた。
雨中の予選リーグ
予選リーグは6名ひと組の総当たり形式で1ゲーム2時間の4試合。成績はポイント制で、規定対象は500g以上のグレだ。
選手たちは午前7時から午後5時まで4戦し、グレ(他魚)の重量ポイントの総計で計6名が勝ち残るルール。
一日中降り続いた小雨の元、この予選リーグ戦を残ったのは、宮川、三原、鵜澤、橋本、柴原、川野の6選手。
準決勝は翌朝、三原−橋本、柴原−鵜澤、川野−宮川の組み合わせで行われた。これはグレ総重量のルールで、橋本(9匹8390g)、鵜澤(2匹1620g)、宮川(2匹1530g)の3選手が決勝戦進出となった。
大接戦の決勝戦
決勝戦の磯は保戸舟という磯。時間はたっぷり3時間。1時間ごとに場所を3交代する。
前夜からの雨は上がったがウネリが凄く、時折大きなドカ波が選手達の足元まで迫ってくる。最初、左側の一番サラシのひどい所に入った鵜澤選手は、ウネリで終始真っ白け状態の海面を前に「どうやって釣れというの?」という困った表情。
第1ラウンドはその反対サイドのサラシが少ない好ポイントに立った橋本選手が立て続けに良型を上げて独走。しかし、第2ラウンドに宮川選手が2匹を上げて橋本選手に大接近。その後、鵜澤選手が一匹を上げた。勝敗の決め手は最終ラウンド、鵜澤選手の上げた1500g。この良型一匹で計2匹2510gとなり橋本選手に180g差で鵜澤選手の優勝が決まった。
鵜澤選手はダイワ、モーリス等のフィールドテスター。初日の予選リーグでは準決勝進出枠6名にギリギリの成績で残っての優勝だけに終始ニコニコ顔。準優勝は橋本選手(3匹2330g)、三位は宮川選手(2匹2210g)、4位は三原選手だった。
さて次回の大会は……
「ゴルフの選手は競技する恰好のままで試合会場へは来ず、ブレザー等の正装で集まる。ところが釣り大会に出る釣人は移動中も釣りする恰好そのまんま。せっかくトップトーナメンターが一堂に集うのだから、ひとつこの大会もゴルフ並にフォーマルな正装で集まってはいかがなものか」……本大会では、ある人からこんな提案があったようで、大会委員長の漆間氏がこれを快諾。
来年は参加者全員に前もってブレザーを送り、フォーマルな服装で集まっていただくということだ。 また、来年は選手枠もより狭くなり、賞金もグンとアップするらしい。
●左から準優勝の橋本選手、優勝の鵜澤選手、3位の宮川選手。
●決勝戦、開始直前の3選手。試合慣れしてるせいか、みんな落ち着いたものだ。
●予選リーグ、濱口選手。
●釣れたグレはその場で計量して即放流のルール。
●マキエ、サシエは全員同じものを配布。サシエは生オキアミ、
●大健闘、3位の宮川選手。
●ウキは2段仕掛の選手が多かった。これは濱口選手のウキ。
●決勝戦序盤。強いサラシで海が真っ白に。
●鵜澤選手。優勝を決めた1匹。
●準優勝、橋本選手。
●4位と大健闘の三原選手。
交通/JR日豊本線の佐伯駅下車。大分交通バスで地松浦バス停下車。車ではR388で佐伯市内の番匠川を渡って左折。
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