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淡路仮屋沖のソイ・メバル
 −数より型のよさに満足−

柳 篤郎

◇始めは魚礁のソイ釣り
2月22日、先日来の寒波で朝からあいにくの天気をついて淡路島は仮屋の赤峯釣船へソイ釣りに行ってきました。
 仮屋は淡路島の東側に位置し、西高東低の気圧配置の日には風裏にあたり、少々の悪天候でも出船でき、冬にはとっておきの釣場と言えます。
 とは言っても時折雪がちらつきコンディションとしては最悪の一日でした。
赤峯釣船は、土日曜や潮の良いときには午前・午後の一日二便で私は午後の便に乗船。
3・45m中通し竿にボトムリールを組み合わせて、道糸PE2号を100m巻いています。仕掛は胴突3本バリ。私は市販のメバル仕掛(幹4号・枝3号・ハリはチンタメバル11号)を買って、下バリからオモリまでの長さを短く(60cmを5cmに)改造して使いました。
 ソイは海底から離れない魚だそうで、下バリを底すれすれにしてやるのがコツです。オモリ30号、エサはイカナゴのフルセです。
 仮屋沖のソイは水深40〜70mの所にある沈船や人工漁礁に生息しており、その上を流します。
この日は、船の発着場の大磯港からすぐ沖合にあるポイントで、一流しで2〜3箇所の魚礁の上を連続して流します。
 船頭さんが、「今、ポイントに入りました」とアナウンスしてくれるので、根掛りに注意しながらソイを誘います。ソイは「底を釣る」のですが、やはり誘いが必要です。底を取りながらゆっくりと竿を上下します。
 この時にゆっくり、かつ、同じスピードで竿を上下することが大切で、とくに竿を上げたときに、その誘いにつられてソイが食ってくることがよくあるようです。残念ながら、なかなかアタリはありません。ポイントを南へ順に変えてゆき、ちょうど「大きな観音像」が見えるあたりの魚礁にやって来ました。
 私は右舷トモの2番目に座っていましたが、ちょうど真後ろの左舷の人にアタリがきたようです。何やらざわざわしていましたのでそちらに気を取られていたところ私にもゴツゴツとアタリが。
 どうやらソイの好ポイントを通過したようです。私はメバルの軟調竿を使っていましたので、竿が水面に突き刺さるかのように曲がっています。
 水圧に強いソイなので深場から釣り上げても、とにかくよく引きます。
 ゴッゴッ、ゴツゴツ、ゴッゴッ。水深58mだったので上がってくるまでその強引を十分に楽しめる反面、バラシはしないかとヒヤヒヤものでした。
 やっと船頭さんの玉網に納まり安堵。40cm(約1s)の腹ボテのソイでした。
 その後、夕方の5時前くらいまで、ポイントを転々としましたが一度アタリはあったものの根に潜られ、残念ながら取り込めませんでした。
 ソイは、アタリの直後に根から引き離すことが大事だとは知っていながら、とっさのことで体がついていきませんでした。ここで、ソイ釣りはタイムアップ。
◇薄暮の一時は大型メバル
次は夕まづめの一時にメバルを狙いに場所替えです。この赤峯釣船では、特に30cmクラスの大型のメバルを狙います。どちらかと言えば浅場より深場で大型が釣れるようです。
 最初は、20m前後のところ(これも大きな観音像が見える沖合)を流していましたが、今一つ型が小さく水深のあるところへ場所を移動しました。だいたい45m前後。時折ソイも釣れるとのこと。

 まもなく待望の大型メバルがきました。水深があるので水圧に弱いメバルはそんなに引きませんが手応えから大型であることは明確です。
 早々に追い食いはあきらめて、ゆっくりと巻き上げました。ソイを釣った後のメバル釣りなので、その引きには不満が残りますが、上がってきた魚の姿を見て満足。30cmにはわずかに届きませんでしたが特大メバルでした。
 その後、最後の一流しで船頭さんが言っていた、ソイの赤ちゃん(24cm)を釣り上げ納竿となりました。

この日はソイ2尾(40、24cm)メバル6尾(29、23cmほか)でした。なにしろ悪天候の中でしたので数は満足するには至りませんでしたが、ソイ・メバルとも型の良さには十分に満足できた一日でした。
 ソイの釣期は4月いっぱいなので、もう一回、50cm超のビッグ・ワンを狙いに行きたいと思っています。(明石市在住)



■船/赤峰釣船(東浦町仮屋) (0799)74-4714
■料金一人7000円
 出船7時〜納竿13時。午後の部は13〜18時。
■エサ/明石つりエサセンター (078)912-9796
 メバル用のイカナゴ新子一杯500円。
 ソイ用のイカナゴのフルセは船頭が用意してくれる。
■交通/大磯港(船の発着場)までは播淡汽船(明石〜岩屋所要13分)利用岩屋から大磯港までバスで15分。播淡汽船 (078)918-0071