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魚のニオイを嗅ぎ分ける |
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矢野 貴雄 |
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今月は(2月)寒さが最も厳しい時期で、釣行よりも、暖かい家の中でインターネット三昧の日々です。 だからといってフィールドから離れてしまうと、様々なスポーツと同様、感覚が鈍ってしまうので取り合えず釣り場に行って竿を出しています。 フィールド感覚を養う 多くの名人や名手といわれる方々は、普通の人には理解しにくいと思うのですが、本当は見えないはずの水中の状況や、魚の様子が手に取るようにわかる事が多いのです。 たとえば我々ルアーマンの場合でお話しすると。 まずルアーをキャストする場合は、解説書などに書かれた様なポイントを攻めるだけではなく、考えられない様な場所や、多くのポイントの中からこの感覚によって場所を決めるのです。 ですから、テレビなどでレポーターの方などに、「あそこに投げて下さい」といってキャストさせると、きっちりヒットしたりするのです。 次に、ルアーを引いている途中でも、多くの人は口には出しませんが、心の中で「追ってる、追ってる、ほら食った。!」と、わかるのです。 私はよく乗っている長田丸で時々この状態を口に出すのですが、「追ってるでー、ほらヒット。」とやると、みんなが不思議そうに私の所に来て、どうしてわかるのかと質問されるのですが、 フィールドに多くの時間いると自然に身に付く感覚で、磯でグレなんかを狙う人も、魚が居る場所がわかるうえに、ここで食うという瞬間も大体わかるそうです。 ライバルに差をつける 勿論、いつもいつも解るわけではないので、ボーズの事も多いのですが、この感覚を身につけていただきたいと思います。 この感覚が身に付けば「釣りは道具じゃない」とか、胸を張って言えるようになんじゃないかな。 特にこれからの時期は、ルアーだけじゃなく様々な釣りが好シーズンに入ります。 そこでライバルに差を付けるがこの感覚だと思うのです。 実際、漁師の人たちに我々釣り人がかなわないのは、この感覚が数段優れているからで、同じポイントに入っても棚とりにこの要素が加わる為だと考えると説明が付きますよね。 鮎の名人の人たちも、テレビを見ていると「いま鮎がおとりを追いかけている」とかいってますよね、見えている時もありますがほとんどこの感覚です。 これが理解できないと、「嘘付け!」とか思ってしまうのです。 まあ、人によっていろいろな表現がありますが、魚のにおいがするとか、ベテランの方がいっていたら当てにして間違いないでしょう。(JLA・尼崎市在住) |
