ルアーシーズン開幕
待ちに待ったベストシーズン
渓に、湖に、海に出掛けよう

矢野 貴雄

いよいよルアーのシーズンインです。
今回は、バス釣りの必勝法?をちょっと書いてみましょう。
最近のルアーブームでバスを始めた方や、お子さんにせがまれて仕方なくバス釣りをやってみた、なんて方も多いんじゃないかと思いますが、なかなかテレビのようには釣れないのも現実です。
特にこの時期になると、アウトドアだ、何だと、アングラーが増える様に感じます。
しかしいざ釣場に行ってみるとベイトキャスティング用ロッドにスピニングリールをセットして、アングラーを気取っている人や、スピニングリールを上向きに付けて、何とも巻きにくそうな釣人が多いのです。
こんな人達は論外ですが、多くのアングラー(ここでは釣人としましょうか)はテレビやビデオ、専門誌をみて道具をそろえて釣りに来ています。
こんな人達は流行の釣法に影響され、こうすれば釣れるのだ!という固定概念が出来上がってしまっているようです。
そこで、確実にバスの釣果を上げる方法をいくつか上げます。これはサイズにこだわらないという前提が必要ですが…

基本の基本

オールシーズン(冬は除く)きっちり釣り上げる技で、ややこしいテクニックは必要なく、強いて上げれば忍耐力が必要な技。
ワームを使うのですが、ワームの中にグラブ(胴は太く、尾がヒラヒラのワーム。オタマジャクシ型?)という種類のワームがあります。これを、2/0サイズ位のワームフックに取り付けます。
ただし、この時シンカー(オモリ)は付けません。
ラインは飛距離を稼ぎたいので6ポンド以下(1.5号以下)を使って下さい。
使い方は、キャストしてワームが着水したら糸を止めて、時計を見ながら20秒以上そのままで待ちます。
バスの活性が高ければ、このワームが落ちていく時点で食ってきます。
この時のアタリは、ラインが横に走り出したり、それまでと全く違った動き方をしますので、その引きがロッドに伝わったらラインとロッドが一直線になるようにします。ここでバスにラインを持っていかせて糸フケをとり、ゆっくりでよいですから真横、または真上にロッドがくるようにアワセをして下さい。

ワームは餌釣りみたいだ

ワーム釣りが餌釣りのような物だと考えている人は、ここからのハードルアー(プラスチックやバルサ材などでできたルアー。これに対してワームなどの柔らかいルアーをソフトルアーと呼ぶ)のテクニックを紹介しましょう。
最近のワームは確かに、臭いや味が付けられており、餌のような感じもします。それで毛嫌いするベテランもいますが、ここでは、さっきの方法が性に合わないとおっしゃる釣人向きのテクニックです。
ミノー(ハードルアーの一種で細身の小魚の形をイメージしたルアー)を使うのですが、ここでは渓流や管理釣り場でマス釣りに使うサイズのミノー(2〜3cm)を使って、ゆっくり引いてくるだけというものです。
ラインもマス釣りの物を流用する感覚で、2〜4ポンド(0.5〜1号)が最適です。
バス釣りに使われるミノーは、大体7cm前後が多いので、この2〜3cmクラスはほとんど使われないので、バス達も見慣れないために食ってしまうのでしょう。
今回はこの二つのテクニックを紹介しておきますので、この号が出る梅雨前の好シーズンを楽しんで頂きたいと思います。

ホウキハタ4.2kgを

海の方ですが、こちらの方もあちらこちらが好調で、今年はシーバスも多いようですし、先日は串本のジギングでホウキハタ4.2Kgを釣り上げてきました。
本当は、カツオの回遊に期待をかけていたのですが、当日の回遊は30マイル沖と遊魚船では遠すぎる距離だったので底物狙いに専念しての結果です。

本格化ルアー乗合船

この原稿を書いている日の翌日には、大阪北港のヤザワ渡船さんがシーバスのルアー船を始められたとのことで、テレビクルーと共に行ってみることになっています。
先日、一人で試し釣りに出かけた時にいろいろお話をうかがったのですが、やざわ渡船さんはやる気満々です。しかもポイントはこれから開拓して行くということなので荒れていないのが伺い知れます。やっと東京湾のように楽しめそうな好感触でした。
この結果は、この号が出た後で皆さんにもご覧頂けるはずなのですが・・・。SUNテレビ系四季の釣りで放映予定です。

海に渓にライト・F

他には、4月号カラーページで紹介していただいたガシラ、メバル釣りも多くの方に楽しんで頂いているようで、今日、4月28日現在、神戸で水温が13度とまだまだ楽しめそうです。
そろそろ大阪湾ではバチ抜けが始まりますが、それまでは河口部を中心にシーバスが釣れ続きますの。まだ大型を取っていない方は積極的に河口へ通って下さい。
ルアーはパナソニックの“シャイニングヘッド”が頭部が光り魚へのアピール度も高く最適です。
あと、フライフィッシングの方は水温が上昇し、川虫達が活発に動き始めていますので、渓流部に行けばこれから結構楽しめるようです。
先日、和歌山県の日置川でトラウトミーティングというイベント(アマゴとサツキマスの調査)に行ってきましたが、残念ながら私のロッドにはアタリはありませんでした。しかし30名ほどの参加者の中で5匹ほどのアマゴが上がっていました。
そのときの地元の方の情報によると、梅雨前の鮎が始まる直前あたりにサツキマスの遡上が多いそうですので、これからが勝負でしょう。
中紀から南紀を中心に、今の所アオリイカが絶好調です。残念ながらエギではイマイチですが、活き餌を使って釣ればどんどん乗ってきます。
シーバスと二本立てで釣行されることをおすすめします。
キャストの前には後方確認を!
(JLA・尼崎市在住)