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月刊つりのとも[99/04] 3月のバスフィッシング ●横山朋毅(JBウエスタンプロ) 3月は「変化」の季節です。 と書くと、いきなり何のことだと思われるかもしれませんが、この記事を目にされているバスアングラーの皆さんにとって、3月はこの「変化」というキーワード抜きには語れない季節だということです。 「変化」というのは、もちろん冬から春への変化、季節の移行のことです。 人間にとっても色々な意味で変化の季節(私は花粉症に悩まされる…)ですが、ブラックバスという魚にとって、冬の間ろくにエサもとらずにじっとしていた状態から、スポーニング(産卵活動)を意識し始め、シャロー(浅場)に上がって活発に小魚を追うようになるというパターンの大きな変化があるのがこの季節の特徴です。 この「変化」が読めない人はボウズ、完璧に読めている人だけが爆釣という早春、3月の釣り方について今回は解説しましょう。 春のパターン ミノーフィッシング 早春のバスのパターンを早く見極める為には「季節を先取りした釣り方」から始めていったほうが良いでしょう。ポイントは日当たりが良く水の流れが直接当たらない部分にあるフラットな浅場で、岩などバスが身をかくせる場所や小魚の群れが確認できればなおグッドです。 使うルアーはサスペンドタイプのミノープラグがメインになってきます。 早春のパターンはこれ以外全くダメ、というぐらい圧倒的な強さを誇り、トウィッチングで使用します。 この釣り方は使い手の上手、下手がモロに釣果に出る釣り方で、コツはトウィッチした一瞬以外は常に少し糸フケでアソビを作りながら一定のリズムでラインを弾くことです。 私は大抵、4回トウィッチ1ポーズ(停止)のリズムでミノーをトウィッチさせています。 クリアな湖でバスがサスペンドミノーパターンにハマッている時は、バスが狂ったようにミノーに体当たりしてくるのが見えると思います。それを見るとマスがルアーにアタックする光景を彷彿とさせます。 そのためフックポイントには常に気を遣います。鋭いのは勿論のことですが平均サイズが30cm以下の湖なら、マス用の細軸トレブルフックに換えることでフッキング率を高めています。 ただしこれだとフックが軽すぎて絶妙のバランスでサスペンドしているルアーがフローティングになってしまうのでフックサイズを1〜2クラス上にしたり、スプリットリングを2連にするなどして水中でピタリと止まるよう調整しています。 完璧にチューニングしたミノーなら、ワームでは絶対に獲れない中層の低活性バスも、ミノーをロングポーズさせて喰わせることが可能となります。 低水温の切り札 ジグヘッドリグの穴釣り 次にミノーに反応がない場合、つまりまだ冬のパターンを引きずっている、もしくは急な水温低下で冬のパターンに逆戻りしてしまったと判断された場合についてです。 一般に冬のバスは、深場で群を作って過ごしているといわれますが、こんなバスを捜して釣るのは魚探を持たない一般アングラーには無理な話です。 そこでおススメなのがシャローに見える、ほとんど水の動かないストラクチャー、ゴロタ石やテトラの隙間、大岩の下のエグレなどを1/16オンスのジグヘッドリグでタイトに探っていく穴釣り≠ナす。 ここでジグヘッドリグを選んだのはどんなに狭い隙間でも確実に送り込めるということ、もう一つはバスが吸い込んだ時点で鈎先をバスの口の中に掛けることができる、という理由があるからです。 ストラクチャー内でジッとしている喰い気のないバスの目の前に落とし細かいシェイク、もしくは殆ど動かさないステイ状態で一瞬でもバスにルアーを吸い込んでもらおうというテクニックです。 ワームはミニチューブやアライブシャッド等3インチクラスのものを多用しています。 以上、冬から早春への「変化」の季節、3月のバス攻略法でしたが参考になったでしょうか。 なんか難しい事ばかり書いてきたようですが、冬と春とが紙一重、自分の読みとテクニックを試せるこの時期、ぜひバス釣りに出掛けてみて下さい。 (長岡京市在住)
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