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月刊つりのとも[99/05] ブリスポーン期 私のバス攻略法 ●横山朋毅(JBウエスタンプロ) スポーニング、つまりバスの産卵期と聞いて皆さんはどんな釣り方を思い浮かべるでしょうか。 今回は、そのスポーニング期の釣り方について私の実践している方法を書いていきたいのですが、その前にこの時季について簡単に説明しましょう。 湖によって若干差があるのですが、だいたい3月中旬頃(水温8〜10℃)になるとスポーニングを意識しだしたバスがシャロー(浅場)で釣れることが多くなります。 4月となり水温も10℃をこえるとバスの活性も上がり前号で紹介したミノー以外でも様々なルアーでバスが釣れるようになります。 いわゆるプリスポーンと呼ばれる良く釣れる状態です。 そして4月下旬から5月上旬になり水温が16℃前後になるとバス達は一斉に産卵に入り、シャローにスポーニングベッド(産卵床)が目立つようになります。 5月下旬以降になると先に産卵を済ませた大型のメスは一時的に深場に落ち、釣るのが難しくなります。 この時がポストスポーンと呼ばれる状態です。 以上がスポーニング期の大まかな流れなのですが、今回はこの号が発売される4月のプリスポーン期をメインに話を進めて行きたいと思います。 先に書いたようにプリスポーン状態のバスは色々なルアーに反応するようになるのですが、同時にアングラーが一斉に釣場に押し掛け一気にフィッシングプレッシヤーが高くなってしまう時季でもあります。 最近のバスブーム以前なら、スピナーベイトやバイブレーションプラグで最も簡単にバスが釣れる時季だったのですが、こういったルアーはアピール度が高い反面、スレやすい傾向にあります。 プレッシャーの対処法には他人が使っていないルアーを使うのが一番、ということで最近よく使うのが、シャッドテール系ワーム+ジグヘッドのスイミングです。 使い方は簡単、ロッドを立て一定の速さで巻いてくるだけのお手軽テクニックなのですが、バスにルアーを見破られにくいのと、スピナーベイト並の手返しの良さで意外と効果が上がっています。 狙うエリアは日当たりが良く、フラットエリアの広いワンド部、岸辺を見てゆるやかに落ちこんでいる場所を探せばOKでしょう。 私が良く使っているワームはドラゴンシャッドやエコギア・グラスミノーのMかLです。 ジグヘッドのウエイトは1/16オンスがメインですが、狙う深さやバスの反応するスピードに応じて1/8や1/32オンスを使うこともあります。 ワームのカラーはベイトフィッシュぽいのが私の好みですが、グラスミノーのサクラエビのようなピンク(カラー119)に圧倒的に反応が良いこともあるので私の切り札カラーとなっています。 あと、よくこの時季にいわれるミノープラグですが4月後半にもなると既にミノーにスレきってしまっている場合が多いので、特別反応がいい時以外はあまり使っていません。 プリスポーン期は早めにバスの反応するスピードや水深を探りあて、効率よく釣っていくのがベストだと思っています。 野池の必殺 スモールプラグ操作法 この時季にもう一つおもしろいのが野池の岸釣りです。 色々なポイントを1日で全て探れる野池の釣りは季節ごとのパターンやポイントの攻め方の勉強になることが多く、この基本が琵琶湖などビッグレイクに出掛けた時にも応用ができます。 この時季、私の野池でのメインルアーは手返しの速さからスビナーベイトになることが多いのですが、どうしても釣れない時に使うテクニックがいくつかあります。 その一つが超小型シンキングミノーによるストレート引き&ショートジャークです。 使うルアーはラパラのCD−3でフックをトラウト用の細軸14番に替えておきます。 これをワンド部のシャローへ遠投後、表層をファストリトリーブ(速引き)してくるのですが、どこからともなくバスが追ってきて釣れてしまうバイブレーションプラグ的な釣り方です。 もう一つのショートジャークは追ってくるが、食うまで到らないバスを、ルアーを躍らせることでパニック状態にして喰わせてしまう方法です。 やり方はミノーのトウィッチングに似ているのですが、もっとロッドのストロークを小さく、イメージとしたらロッドを下げたままシェイキングをさせる感じでルアーにパニックアクションを演出させてやります。 バスは一瞬ルアーにからんでくるだけのことが多いのですが、トラウト用フックのおかげでフッキングに持ち込むことができます。 もちろん先に紹介したシャッドテールのジグヘッドも効果があるのでお試し下さい。 今回はプリスポーンに私が使っているテクニックを紹介しました。 5月になるとスポーニング中のバスが目につくと思うのですが、せっかく私達と遊んでくれるバスの繁殖をできるだけ邪魔しないようにして下さいね。 それでは良い釣りを。 (長岡京市在住)
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