釣りで心のケアを

大阪・池田の小学校で起きた児童殺傷事件。その被害を受けた子供たちに少しでも救いになればと、8月25日、大阪府池田市の五月山体育館で親子イベントが開かれた。

主催したのは、心のケアに取り組むボランティア団体「ろくはち会」。
早朝から集まった約60人の児童と親たちは、体操&ボールゲームの後、「釣り教室」「折り紙作り」の各コーナーで楽しいひとときを過ごした。

釣り教室は「ルアー作り教室」「フライ作り教室」「キャスティングゲーム」の3コーナーが設けられ、子供たちは思い思いの表情でルアーづくりやキャスティングを楽しんでいた。

このボランティアに参加した大阪府釣連盟の佐藤会長は「釣りというジャンルが、子供たちの心のケアのイベントのひとつとして少しでもお役に立てて、ありがたいことです」と語る。同連盟は大阪西区でも“子供のための釣り教室”を開催しているのだが、これに参加して登校拒否がすっかり直ってしまったという児童もいたそうだ。

8月27日、同小学校では事件から80日ぶりに二学期が始まった。子供たち、親たちが受けた心のストレスをほぐすのは容易な事ではなく、多面的で継続的なカウンセラーが必要だろう。ろくはち会では、今後も継続してこうしたイベントを開催していきたいという。


初めてのルアー作り。
お母さんに手伝ってもらって
かわいいルアーができました。


協賛:マルキュー(株)、冨士灯器(株)、ヒロミ産業(株)、中央漁具(株)、ケーキのビネスベンディング


殺害された8人の遺族が開いたホームページでは、犯人・宅間守の起訴・厳罰と学校の安全対策を求める署名を呼びかけている。集まった署名は大阪地検と文部科学省に提出される予定だという。